社会的権威を持つ方へのアプローチが怖い | 怖い人との商談

ご相談をいただく中に”社会的な権威”を持つ職業、例えば”会社の社長”や”医師”や”士業”等の先生と呼ばれる方を相手にすると怖くてアプローチができないというものがあります。

お気持ちはとても理解できます。余程のことでない限り、いずれも人一倍努力を重ねて成功を納めてきた方を相手に話をするときは緊張しても不思議ではありません。

この高尚な方に比べて私は…と卑屈になってしまうことも理解できますし、いつも忙しいだろうから、言葉に詰まれば怒鳴られたりするかもしれない。という気持ちも理解できます。

何より、その手のタイプの方は自らを訪ねてきた営業マンを”面接”する趣味を持っていることが多く、自然と面接官みたいな顔や応答をすることに長けております。

誤解を招く表現であることは承知の上で言いますが、確かに彼らはごく一部を除き”トップセールス”と同様に”普通の方”ではありません。
一般的なサラリーマンや公務員と異なり、ある意味では社会に適合していなくても”圧倒的な力”=”圧倒的な作業の質”でどうにかなる世界で生きている住民です。

場合によっては協調性や道徳心等といった一般教養すら持ち合わせていない可能性もあり得ます。

ですから、今、怖いと思うのであれば、近づかないことを推奨致します。
残念ながら、びくびくしながら話すセールスマンに貴重な時間を裂く人間はいません。お互いに無駄な時間を過ごすことになります。

それから、彼らがいくら高年収といえ、短期間で一流のプロ野球選手や監督のように莫大な金額を稼げるわけではありませんし、商売には必ず利益率というものが存在します。まずは営業マンと同様に”年商の全てが収入ではない”ことを把握してください。営業利益だけ見れば大したことがないケースも多々あります。

ですから、貴方が”トップセールス”になってしまえば、その収入について或いは簡単に超える可能性があるものなのです。

ですから、今は怖くても悲観しなくて良い。いずれ自信がつけば怖いものなどなくなります。そうなったら、胸を張って営業先に加えていけば良いのです。

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