営業マンは商品ではなく自分を売る? | お客様の目線はどこに誘導するべき?

日本では昔から”セールスは品物ではなく自分を売れ”という言葉があります。
簡単に言えば、日本人は信頼できない人や企業からは物やサービスを買わない。だから、セールスはまず自分が信頼に値する人間だということを認めてもらう必要があるということです。

確かにそのとおりで、間違いではないです。
日本人はたとえ粗悪品であっても、信頼している人から勧められたものに一目置くようになります。
会社だけではなく、どんな組織でも”どんなアイデアなのか?”ではなく”誰のアイデアなのか?”が優先されることは周知の事実です。

となると、ここで大きな問題があります。

人が人を信頼するのに時間はどのくらい必要でしょうか?
顧客は家族でもないのに、そんな長い時間同じ時を過ごすことができるでしょうか?世の中にいる全員が信頼できるセールスマンと取引ができているのでしょうか?

そもそも、たった1人の顧客にそんなに沢山時間を使っていたら他の顧客先を訪ねる時間がなくなってしまって”トップセールス”になるための時間が捻出できないのではないでしょうか?

一体、どうやって顧客や見込み客から信頼を勝ち取ればいいのでしょうか?

正解は沢山あるはずです。もし宜しければ、コメント欄あなたの答えを教えていただけませんか?

私の答えはあくまでも”商品”を売るべきだというものです。お客様の理想やお困りなことを聞き出したり、商品を提案する際にはコミュニケーションが必要となりますが、お客様の目線は自分ではなく、商品に誘導するべきです。

お客様から強く信頼され、気に入っていただけることは嬉しいことですが、我々営業マンの時間は有限であり、より沢山の売上を上げていくには時間の確保が必要不可欠なのです。

ですから、”気に入られ過ぎ”、”信用され過ぎ”、”遊び過ぎ”は避けて、ある程度の距離をとらなければなりません。

勿論、それが悪いということではないのですが、やはりトップセールスを目指すのであれば、特定のお客様ばかりに時間を使いすぎるのは悪手となります。

最新情報をチェックしよう!