セールスマンに友達は必要ですか? | 営業マンに友人は必要なのか

結論から言いますと自分を刺激するひとつの起爆剤として、或いは自分の変化を察知してくれる存在として”必要”です。セールスマンでなくて会社の社長になっても必要です。

友達でなくて”恋人”でも”配偶者”でも構いません。

ただし、我慢して話を合わせるようなストレスになるお付き合いはやめてください。そんな友人を作るようならば、いっそお金を払って”話を聞くことを生業としている方”と時間を過ごすべきです。それが”会社の社長”や”トップセールス”、”政治家”が夜の街に繰り出す訳です。

悩みを話すことはなくとも、自らのビジネスを抜きにした人間との会話は”ストレスを緩和する効果”や”新たな発見”に繋がります。

何かを成し遂げることのできるビジネスマンは常に1人、孤独です。会社や営業所の予算や期待をその身に背負って戦わなくてはなりません。

たとえ好成績を納めていても、仕事は辛いものです。売れていても売れていなくても、それぞれ違う悩みや辛さを抱えることになります。

よく私が承るご相談で『トップセールスになったら会社での立場が良くなるはずですし、数字のことで上司から責められることがなくなるでしょうから、仕事が辛いと思わなくなるのでしょうか?』とご質問をいただくことがありますが、答えはごく一部の方を除き、『NO』です。

仕事はどんな状況であっても程度はあるでしょうが、辛いことであるに決まっています。
たとえ好成績を挙げていたとしても会社での立場が良くなるだけで、全く辛くないと思わなくなることはないのです。

仕事が趣味という方は仕事の楽しむ才能を持っています。これだけは努力で手に入るものではありません。

ですから、私を含めてその”仕事を楽しめる特殊な才能”に恵まれなかった一般のビジネスマンについては、そこに身を投じて時間を使っている自分の体力と精神力は大なり小なり消耗しているはずです。

そんな時に隣で努力を重ねている人を見て『私も頑張ろう』と思えたり、自分自身ではなかなか気付けない”消耗し過ぎた状態”を指摘し、ケアしてくれる存在がいてくれたら…
何事も大きな成果を出すためには”積み重ね”が必要です。

高品質なものを積み重ね続けるためには、身体と精神は常に健康でなければいけません。
そのためのケアをしてくれる存在であれば、絶対に”必要”と言えます。

ただし、【縁故知人へのセールス】でも触れるように、自分と比較して明らかに住む世界が違う方を友人として付き合うことは避けてください。

友人として付き合うべきなのは、一流の方もしくは一流になれる可能性のある方だけであり、傷の舐めあいや愚痴り友達ではないはずです。

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