仕事では1番にこだわりすぎないこと| 自分を裏切る行為をしてはいけない

トップセールスでいると、いつのまにか1位でいることが当たり前になってしまい、調子の悪い月や年であっても”なんとしても1位にならなくてはならない”という強迫観念に陥ることがあります。

1番になるために”1番に拘ること”には一理ありますが、そのために自分の自分に対する期待や信頼を裏切ってはいけません。

日本で1番高い山は富士山(3776m)です。日本人であればほぼ全員が知っているはずですが、2番目に高い山を知っている方はそう多くありません。

答えから言いますと、日本で2番目に高い山は山梨県南アルプス市の北岳(3193m)です。
『聞き覚えがないな』『ほとんど知っている人いないんじゃないかな』と思った方が多いのではないかと推察致します。

確かにそのとおり、北岳は富士山に比べたら知名度が天と地ほどありますし、標高でも583メートルも差があります。
しかも北岳には3位の奥穂高岳(3190m)にたった3mで迫られているという現実があります。
ぎりぎり2位の北岳は人間組織に置き換えて考えると明らかに不遇な人生かもしれません。

どんなに凄くても頑張っても1番にならなければ名前が通らないし、評価されない。これが現実です。

しかし、北岳には北岳のいいところがあります。

北岳について→【こちらから】(出典:ヤマケイオンライン)

私はプライベートで北岳に赴いたことがありますが、北岳は富士山と違い火山ではないので、噴火がないことや北岳だけにしかない、白い花を咲かす”キタダケソウ”を擁すること等、他にはない”魅力”を持っています。
例え2位だったとしても、今までと同じように胸を張ってください。

綺麗事だと思われることを承知で記述しますが、例え2位になったとしても10位になってもそれは終わりではありません。

また上を目指せばいいのです。たかが1回負けたとして、それが”死”ではないのです。
ですから『なりふり構わずルールを破ってでも…』ということはしてはいけません。それは自分自身を削る行為であり、必ず悪い結果が待っています。

犯罪ではないとしても、その一線を超えた者はもう戻ってこれない。
だから、最高のセールスマン目指すのであれば数字のためにルールを破ってはいけません。

自分に嘘をつき、罪悪感を抱え、いつばれるかドキドキしているセールスマン人生は勿体ないと思いませんか?

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