営業マンはどんな背格好が良いのか ? | 営業マンの服装と髪型

『営業マンはどんな髪型が良いのでしょうか?自分は地味だから、お客さまの印象に残るように派手な髪色や派手な服装を取り入れたほうが良いのでしょうか?』といったご相談をいただくことがあります。

理由は後程記述しますが、私は『派手とはどのようなものをお考えですか?程度には依りますが、当然ある程度のお洒落は絶対に必要になりますよ。』という回答をさせていただいております。勿論、きちんとした理由もあります。

容姿のお洒落はやりすぎず、かといって地味すぎるのもいけません。

中には髪を金色や茶色に染めたり、奇抜な髪型にしてみたり、派手な眼鏡や派手なネクタイ、派手なスーツを着て外回りを行っている営業マンがいますが、これは推奨しておりません。
というか、やりすぎたお洒落とはただ単純にダサいのです。

私自身、若い時に色々と試したこともありますが、身を持って”やりすぎはよくない”ことを証明しました。

話は戻りますが、私がいい塩梅の格好を推奨する理由はただ一つ、一般的な観点から評価したとき”奇抜な格好”をした営業マンではお客さまからの紹介に大きなハンディを背負うことになるからです。

例えば、私が”奇抜な格好をしている営業マンAさん”のお客さまだったとして、ある時友人Bから『こういう悩みがある』という相談を受けたとします。

私がその友人Bの悩みを解決しようとした場合、自らの知識或いは人脈を辿ることになりますが、その悩みを『Aさんの取り扱う商品で解決できる』と判断したとしても、友人BにAさんに紹介することを尻込みします。

理由はAさんが”ダサくて、カッコ悪い”から。

友人BがAさんを見たときにどんなことを思うのか心配になるから。

私が友人Bの悩みを軽視しているように捕られたり、或いは私が友人Bに『こんなに常識のない奴と付き合いがあるのか』と思われてしまっても不思議ではないから。

私に限らず人間はやる理由を見つけるのは苦手ですが、”できない理由”もしくは”やらない理由”を考える天才であるということをわすれてはなりません。

『話せばいい人だから…』、『不思議な格好をしていてびっくりするとは思うけど…』…お客さまに気を遣わせる営業マンなど不徳の極みです。
はっきり言って、私ならそんなAさんを自分の大切な人へ紹介することはありません。

私自身の狭い経験則で僭越ではありますが、私は芸能人、スポーツ選手を含めて沢山のビジネスマンを自分の目で拝見してきました。
しかし、一流と呼ばれる方で他人の目を気にせずに自己満足で奇抜な格好をしている方は皆無です。

奇抜な格好をしているということは、”一般社会的な感性を理解しようとしない”ということと同意であり、それは”実力でどうにかしなければいけないことから逃げているということ”でもあると考えられます。
目立って目立って…どうするおつもりですか。

我々営業マンの存在意義は”目立つこと”ではなく、”お客さまのお役にたち、満足していただける作業を行うこと”です。

本質から逸れて、私のように無駄で下らない時間を使ってはなりません。

同じ理由で、地味すぎるのも却下となります。
他の記事で記述のとおり、我々営業マンが他より抜きん出るためにはお客さまからのご紹介が必須です。

ですから、営業マンはお客さまから損得なしに『この方を誰かに紹介したい』と思われる必要があり、そうなるためには『あの営業マンorあの営業ウーマンはカッコいい』という印象を与えたほうが有利になるのは明白です。

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