ビジネスマンが家を買う理由と正しい考え方

はっきり言ってしまえば私には専門外のことなのですが、主に20代後半~40代の方から多くいただくご相談の1つに、家を”買うべきなのか?”、”賃貸で済ませるべきなのか?”というものがあります。

そして結論から言ってしまえば、私は彼ら彼女らに『家を買うべきだ』と断言しています。偏った意見だと言われてしまえばその通りだと思いますが、この考え方には私なりの経験からたどり着いた根拠があります。

大半のビジネスでは”成功を修めることができるかどうか”という結果は日々の積み重ねに懸かっているのであり、人によっては、趣味に注ぐ時間等のプライベートにも時間を割くならば、私たちには無駄な時間を過ごす隙間はないはずです。

そして、一流を目指すのであれば、自らの行動は仕事だろうがプライベートだろうが、必ず”自らの覚悟と判断”によって起こす必要があります。

投資と同じく、どっちが得なのかな?損はしたくないな‥なんて悩んでいる状態にいる。しかし、それを判断する力をつくりあげるほど学ぶ時間がない。『他人に聞いてみよう』という考えが起こるくらいなら、買ってしまえという話です。

例えば、私が『自分が住むための家を買うなんてリスクが高く、投資としての観点からもお薦めできません。』とアドバイスを送り、買わないと判断したとして、老後に賃貸マンションを追い出されたとします。

すぐに入居できて、条件の良いマンションが見つかれば良いですが、70代80代の老人を新規で受け入れてくれるオーナーや管理会社はその時に見つかるでしょうか?

もし見つからなければ、その後どうしたら良いのでしょうか?仮に私が過去に『家なんて買わないほうがいいよ。』とアドバイスを送っていたとしても、その後で住む場所を失った方に対して私には責任を負う義務もありませんし、恐らく私が所有する家を貸すこともしません。

自らの覚悟と判断から逃げて他人に委ねた結果、失敗した時には立ち直ることが難しいのです。

そして、『あの時あいつがああやって言ったせいで私の老後が台無しだ‥』とそこから這い上がろうともせずに、被害者ぶって、くだを巻くのです。

仕事だってプライベートだって、這い上がるために必要なのは他人からの指導や他人からの後押しではなく、”己の覚悟”です。

買うか賃貸か、どっちを選んだところで将来的に後悔する可能性はあるわけで、一般的な住居なんてせいぜい数千万円程度ですから、仕事さえ上手くいけばどうにかなる金額でしょう。

資産価値が‥とか、メンテナンス費用が‥とか細かいことを考えるのが好きな方ならば、住むための家を買うなんて事はあり得ないことは明白ですが、それでも欲しいなら”自らの責任と覚悟”で買ってしまえばいい。

それが答えだと考えています。

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